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  • 執筆者の写真栗原誠

税理士独立への道 ~税理士を目指すまで②~

町田市の税理士くりはらです。


前回からのつづき


 税理士を目指すまで② 


空手を続けるために入った郵便局ですが、ここも少しドラマ?があります。

もともとは地元の町役場に入るつもりでしたが、不況の折、後にも先にも私の卒業の年(平成10年)のみ募集がありませんでした。

募集があれば絶対に受かるのは間違いないはずでしたが、募集自体がありませんでした。役場に次の年は募集があるか聞くと、わからない、あるかもしれないしないかもしれない、と。

そんな折に道場の同学年の子(私は浪人したので1歳下)が書き損じた郵政省の願書をくれました。よかったら一緒に受けませんか、と。結果、私のみが受かったのですが。。


郵便局は入省式から研修所生活、配属後の職場ではとても充実していました。

そして、30歳を前についに空手選手として終わり、仕事にのみ向き合ったとき、本当にやりたいことはこれか、と考え、違う、となりました。


きっかけはいくつかありました。最近話題になった、保険営業のノルマもしかりですが、せっかく勉強した社内独自資格のFA(ファイナンシャルアドバイザー)の知識を活かそうとしたときに、税務の話は税理士法に抵触するからとストップがかかりました。この時に初めて税理士というものを知りました。


税金関係は金融や保険より面白いし税理士になろう、と単純な私は30歳を目前に税理士を目指すことになりました。ただ、試験に受かるにはかなりの勉強が必要で時間がかかりそう。しかも2年間の実務経験は郵便局では認定してもらえなさそう。


じゃあ会計事務所に(未経験で)転職しようとなりました。

しかし既に結婚していて小さな子供もいたので家族(亡くなった義父は実は税理士だった)からは猛反発、今から税理士を目指すのは遅いし無理だ、と。

私はなぜか受かるとしか考えていなかったので折れず。


しかし、このあと10年を超す税理士試験生活が待ち受けているなどとは考えもしていませんでした。



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